第1回研修会 臨床における看護研究

2012/04/28

平成24年度第一回研修会が、平成24年4月20日に秋田市の秋田テルサで開催されました。好天にも恵まれ、県内各施設から56名参加されました。「臨床における看護研究」と題し、特別社団法人日本精神科看護技術協会常任理事の龍野浩寿先生より講演していただきました。午前は主に研究の視点について、午後は研究の進め方や学会で発表された事例をもとに、論文の作成や発表の方法についてお話していただきました。先生の言葉を噛み砕いた論理的な説明と時折ユーモアを交えたお話に、皆さん熱心に耳を傾けておりました。看護研究を行う上ではこうあるべきに囚われず、関心のある文献を手当たり次第に読んで「真似する論文」を見つけ、同様のテーマから考察で対比する事も立派な研究であるというお話がありました。ついつい目新しい事をテーマにしようと研究をどんどん難しいものにしてしまいがちです。苦手意識のある私にとっても参考となりました。龍野先生どうもありがとうございました。
今回の参加者の中には、現在看護研究に携わっている人もおりました。これから看護研究をしようとしている人も含め、今回の研修で学んだ事を今後の看護研究に生かしていただけたらと思います。
秋田県支部では今年度10回の研修を予定しております。8月31日から9月1日には専門学会Ⅰを秋田市文化会館で開催いたします。皆さんの参加をお待ちしております。
医療法人慧眞会協和病院 佐々木勉

2012年度の支部研修会情報

2012/04/22

今年度の秋田県支部研修会情報を掲載しました。

多数の方々の参加をお待ちしています。

2012年4月11日に掲載した内容に誤りが御座いましたので修正しました。

第8回研修会開催

2012/02/27

「子どもの心のケア~被災地SC(スクールカウンセラー)の経験から~」 

第8回研修会は平成24年2月17日に、秋田市の青少年交流センター「ユースパル」で開催され、好天に恵まれ県内各施設より21名の参加がありました。講師に感恩講児童保育員秋田県スクールカウンセラーの佐藤 健先生をお迎えし、「子どもの心のケア~被災地SC(スクールカウンセラー)の経験から~」と題して講演していただきました。 はじめに自閉症の子供について体験談を交えて話しされ、きっかけは子供が与えて、積極的に関わりながら待つ、向き合うのは自閉症でなく子供として相手することが必要と話していました。 先生は被災地大船渡の陸前高田高校を拠点に心のサポート授業、教職員への助言・心理サポート、生徒・保護者へのカウンセリングを主な内容としてH23年5月中旬~6月上旬まで心理支援を活動されていました。6週間ご苦労様でした。 心のサポートでは現実に向けない、集中が出来ない、人との関係がつらいと話す生徒がいました。改善策として、日常生活を援助し、ショックを受け体験からほどよい心理的距離を保てるように支援して相手が話せるようになってから災害時の事を聞くようにする。小さい子供は津波の絵を描いたり、積み木を組み立て壊したりして、津波ごっこ、地震ごっこ遊びに表現に支配された時は親が側に行って抱きしめたりしてリラックスさせてやる。心配なら精神科受診を勧めますと話していました。終りに心は子供も大人も身体も密につながっている、身体をケアして心をリフレッシュする事が大切であると締めくくりに講演は終了いたしました。終了後の質問に対して先生は分りやすく回答して頂き、誠にありがとうございました。                                                                                             (高橋 喜代光記)P2170192

第7回研修会「感染管理の基本」 

2011/12/21

平成23年12月16日第7回研修会が秋田県中央地区老人福祉総合エリアで開催され、悪天候の中県内各施設より30名の参加がありました。
 「感染管理の基本」と題して男鹿みなと市民病院感染管理認定看護師の安藤松吾先生より講演していただきました。感染予防の基本としての標準予防策(接触感染予防策、飛沫感染予防策、空気感染予防策)について丁寧に分りやすく話され後に、適切な手洗いが出来ているか確認できる手洗いチェッカーでの実技や手を汚さずに手袋をはずす実技を参加者が行い先生より指導していただきました。また、精神科病棟や精神科の患者の特殊性を分析した
うえで、閉鎖的環境の欠点としては自己衛生管理が不十分な患者さんが多い、一旦病棟に病原菌が持ち込まれると感染防止が困難となる。利点としては面会を制限しているために簡単に病原菌を病棟内へ持ち込むことができない、面会者の状況を確認(風邪症状等)できる、患者さんの出入りの制限があり手指衛生その他感染予防策に目が届きやすい等が考えられるとのことでした。最後に一番大切なこととして手指衛生が大切であると締めくくり講演は終了いたしました。終了後の質問に対しても熱心な参加者の質問に対して分りやすく説明して下さいました。
                         市立角館総合病院 石郷岡日登美

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精神科看護管理者研修会

2011/12/03

平成23年11月25日~26日、日精看秋田県支部精神科看護管理者研修会がホテルサンルーラル大潟で開催され、教育委員を含め20名が参加した。講師には、大塚製薬株式会社医薬営業本部次長の奥野有氏を招き、医療訴訟の現実から学ぶ精神科看護の注意点と医療事故の防止を中心に講演を頂いた。初日の講演は、実際の医療訴訟の判例から、現在はどのような医療サービスが求められているのかまた、医療従事者にはどのようなことが求められるのかについて学習し、二日目は、ヒューマンエラーの発生しにくい運用システムとその活用方法について学習した。
 その他に精神科管理者連絡会議として、昨今の研修会の参加者の減少について意見交換がされ、今後の課題や精神科病院の看護管理者のネットワーク作りについても議論された。

第15回スポーツ交流会

2011/11/11

11月5日(土)第15回スポーツ交流会が、ボウルジャンボ秋田で行われました。島田病院、今村病院、加藤病院、緑ヶ丘病院、回生会病院、笠松病院から計22名の参加でした。いつもの机に向かっての研修とは違い、和気あいあいとした雰囲気でゲームを楽しむ姿が見られました。中にはマイボールでの参加者もあり、ストライクを連発するとそれに続けとばかりに真剣な表情で投球する場面もあり、白熱した戦いとなりました。その結果、第1位高田さん(加藤病院)、第2位池田さん(回生会病院)、第3位油井さん(今村病院)、となりました。その他特別賞は、開催日にちなみ、第5位近藤さん(今村病院)、第11位今野さん(島田病院)、そしてブービー賞が泉さん(緑ヶ丘病院)でした。その後は懇親会で、さらに盛り上がり、中締め後もえんえんと会話し続ける会員たち…。ボーリング場ではもう疲れたと言いながら、食べて飲んでまた元気を取り戻した感じでした。日頃、仕事でたまったストレスを存分に発散できたのではないでしょうか。参加者の皆さんお疲れ様でした。
                                                               笠松病院  本庄誠子

第5回研修会開催 「初任者研修会」

2011/10/30

 10月21日(金)秋田県立リハビリテーション精神医療センター内講堂において、平成23年度第5回研修会が行われました。
 看護補助者や途中採用の看護師を対象に県内各施設から50名程参加されました。
 最初に「精神疾患の理解」と題して久幸会、今村病院医師 成見綾先生より講義していただきました。認知症を中心に講義していただきました。私たちは日々、認知症の方々に接していますが、印象に残ったのは家族の受容のステップです。ステップ1(ショック期)戸惑い~ステップ4(受容期)受容まであり、家族が受容期に入ると患者さまも落ち着いてくるそうです。患者さまはもちろん、患者さまを取りまく環境、家族について配慮出来る看護師でいたいと考えされました。
 次に「精神科看護の歴史と課題」と題して、(特社)日精看 常任理事 工藤正志先生より講義していただきました。五大疾病・癌・脳卒中・心臓病・糖尿病・精神疾患と言われる現代、まだまだ精神疾患の理解が低い中、精神医療の歴史を知る事が大切だと講義していただきました。国内外で長い間、人間としての扱いを受けられなかった時代が続き、薬物療法や精神衛生法が誕生してわずか60年程であると言う事に驚き、その歴史の上を自分も歩いており、あらためて今後も精神科看護の専門性を高める努力をしていきたいと思いました。
 次に「精神障害者の理解と看護」と題して、(特社)日精看秋田県支部長 山口敏博先生より講義していただきました。精神障害者の問題、必要としていることを把握し、適切にアセスメントし計画を立て看護することが重要でありその為には患者さまの話を積極的に傾聴し、会話が成り立つようなかかわりが大切。また、同一の病気が必ずしも同一の臨床像を示さず、個々によって異なる。その為病名で理解せず、患者さま個々の状態を理解する必要があり受け持ち看護が理想であると話されました。また精神機能の障害と症状についても詳しく講義していただきました。
 次に、「精神科におけるチーム医療」と題して、(特社)日精看秋田県副支部長 渡部州一先生より講義していただきました。精神科において、医師を始めさまざまな専門職種があり横の連携が大切である。その中で特に看護補助者は患者さまにとって最も身近な存在であり、患者さまの変化をいちはやく気づく事のできる職種であると話されました。またクイズ形式で楽しく講義していただきました。
 今回の研修会は初任者研修という事で、各講師の先生より基本をわかりやすく講義していただきました。精神科看護に十数年携わっている私でも、とても参考になり初心にかえる事ができすぐに日々の業務に役立つ内容でした。その為、ある程度精神科看護の経験が長い方もたくさん参加していただきたいと思いました。

                                          姉崎 美加子 記

第4回研修会開催「うつ病の基礎知識と回復への手がかり」

2011/10/03

9月30日(金)秋田県中央地区老人福祉エリアにおいて、平成23年度第4回研修会が行われました。「うつ病の基礎知識と回復への手がかり」と題し、うつ病看護認定看護師の渡部まゆみ先生(医療法人祐愛会加藤病院)にご講義していただきました。
うつ病はその症状により更に分類され、その考え方も昔とは変わっていること。うつ病の診断基準が観察のポイントになること。病前性格は患者を捉える上で、重要な情報になること。今、注目される新しいうつ病について。うつ病治療の基本。薬物療法について。老年期うつ病について。など、今回は基礎編ということで、噛み砕いて非常にわかり易く講義していただきました。患者さんの顔を思い浮かべ、日頃の疑問に「そういう事か」と納得する場面も多く、今後の仕事に生かしていきたいと思います。
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第3回研修会開催「多飲症・水中毒患者の看護」

2011/08/27

P81901348月19日秋田県中央地区老人福祉総合エリアにて、日精看秋田県支部第3回看護研修会が、開催されました。
「多飲症・水中毒患者の看護」をテーマに、日精看常任理事であり、神奈川県立保健福祉大学看護科教授吉浜文洋先生に講義していただきました。長年精神科看護に携わってこられた経緯もあり、実体験を踏まえた講義、事例検討会をしていただきました。
水中毒・多飲症は、急性期病棟での隔離・長期入院で対応する場面が多かったですが、訪問看護・デイケアなど地域社会においても問題になってきています。誰にでも上手くいく方法はなく、看護の原点である、コミュニケーションを重ねて信頼関係の構築をし、個別に解決策を見いだしていく事が大切であると改めて実感しました。
裁判判例からは、体重の増減や意識障害の有無、最悪の事態の想定など、看護者が行える観察の重要性を学びました。一口に「多飲」と言っても、精神症状、向精神薬、内科的疾患、など原因はさまざまあり、治療の過程で鑑別していかなければなりません。水中毒とならないよう、予防・早期発見に心がけることが重要です。
事例検討会では、実際のケースを用いて意見交換を行いました。それぞれの医療機関でも同様な問題を抱えていることを知り、よい情報交換の場となりました。
今後も様々な研修会が計画されていますので、皆様のご参加をお待ちしています。

第2回研修会「精神科看護研究発表会」

2011/08/06

平成23年7月29日 精神科看護研究発表会が秋田県立病院機構リハビリテーション・精神医療センター講堂にて開催されました。昨年好評だったことに続き、今年はこれまで以上の18施設から61名の参加がありました。午前中は9席の発表があり、看護スタッフの心理面に焦点をあてたものから患者さん個々のニードに沿って創意工夫を取り入れたものなどがありました。着眼点は各々ではあったが、それぞれが質の高い看護を患者さんに提供しようと探求した成果が現れていたと感じられました。その後の質疑応答では、他施設でも同様の取り組みが行われ、苦慮している点について助言をもらうなど意見交換も活発なものでありました。午後からは秋田大学医学部臨床看護学講座助教の猪股祥子先生より論文を作るためのヒントをご講義頂いた後、各論文ごとに研究者と内容を確認しながら講評を頂きました。限られた時間ではありましたが、内容が濃く充実した研修会であったと感じました。
研究者の皆さん発表お疲れ様でした。猪股先生講評ありがとうございました。

記 加藤智之

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県の花「フキノトウ」

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日本精神科看護技術協会
秋田県支部 事務局

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